ascaarf は GSFC 側で供給している XRT のレスポンスをつくる FTOOLS です。
sonobe@izayoi 185 > fhelp ascaarfとすれば、細かな説明があります。 ここでは、簡単な使い方のみを説明します。
以下のようにします。
sonobe@hazuki 101 > ascaarf
ASCAARF vers 2.30 28 June 1994.
Name of input PHA file[ ] pointspec_s0c1.pha ←(1)
Name of input RMF file[ ] s0c1.rmf ←(2)
Name of output ARF file[ ] pointspec_s0c1.arf ←(3)
Point source ?[yes] yes ←(4)
Source at center of the region ?[yes] yes ←(5)
:
(1)は、スペクトルファイルを指定します
(2)では、レスポンスを指定します
。
(3)は、出力 ARF のファイルネームです。
(4)では、ターゲットが point source もしくは、
point source とみなせる場合は``yes''にします。
広がっている場合は``no''とします。
``no''としたときは、スペクトルファイルの中に
存在するイメージ
を利用して、場所の重みづけをしたarfを作っているようです。
(5)は、(4)で``yes''としたとき聞いてきます。
``yes''とすると、スペクトルを得るのに使ったリージョンの中心を
ターゲットの位置とします。
``no''とすると、ターゲットの位置を detector coordinate で
聞いてきます。SIS であれば detector 中心は (640.5,640.5)
で、GIS では detector 中心は (128.5,128.5) です。
pixel 単位で指定するようです
。
これで arf ができます。