レスポンスを重みをつけて足す

レスポンスを足すには、まず、 リストファイルをつくってから、``addrmf'' を使います。 仮に、リスト名を listfile.dat とします。 例えば、listfile.dat の中身は次のようになります。 重みの和は 1 になっていなければなりません。

  sonobe@izayoi 156 > cat listfile.dat 
  s0c1.resp 0.53
  s1c3.resp 0.47

レスポンスのファイル名と重みを書いておきます 。 こうしておいて、

  sonobe@izayoi 179 > addrmf
  ADDRMF vers 1.00  13 June 1994.
  Name of file listing input RMFs[ ] @listfile.dat
  Name of output RMF file[ ] s0c1_s1c3_resp.fits
   RMF #    1 : s0c1.resp                   0.53
                ASCA       SIS0       NONE       NONE       
   RMF #    2 : s1c3.resp                   0.47
                ASCA       SIS1       NONE       NONE

すると、``s0c1_s1c3_resp.fits''という足されたレスポンスファイルができます。

f1(arf1) x (rmf1) + f2(arf2) x (rmf2)

( f1 + f2 = 1 )

というような計算をするには、まずmarfrmfで、arfとresponseを足した後、 addrmfで、さらに足し合わせることになります。 また、jbldarfをインストールされている場合は、 addarfrmfというコマンドで、一度に行なうことができます。